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Flogs Leap Sauvignon Blanc,14
2016.05.26
1981年ジョン・ウィリアムス氏とラリー・ターリー氏の共同でセントへレナに設立された家族経営ワイナリー。ジョン・ウィリアム氏はスタッグス・リープの創立時の従業員第1号であった事と、19世紀頃、セントヘレナの町のすぐ北にカエルの養殖場があり、その歴史に敬意を評して、自らのワイナリーをそれに因んでフロッグス・リープと名付けました。 環境問題にもいち早く取り組んだオーガニック栽培の先駆者でもあります。ビジネスライクに生産する事を目的としない為、生産量は10年前と変わらぬ6,0000ケース。ワインは自然の産物を哲学にテロワールが優しく表現されています。 フロッグス・リープのワインの最も大きな特徴としてアルコール濃度が決して14%を超える事が無い点が挙げられます。
1981年に初リリースとなったソーヴィニョンブランは、ソーヴィニョンブランはこうあるべきという理想のスタイルを表現したものでした。充分なスケール感をもったドライなスタイルで非常に上手く仕上がりました。主張しすぎず、お料理のおともに最適なデリカシーを秘めていました。そのワインは1982年のニューヨークタイムスで"プリンス・オブ・ワイン"という言葉をもって世界に紹介されました。 創業時からこれまで、同じスタイルでワインを造り続けています。 フロッグスリープのソーヴィニョン・ブランは100%ソーヴィニョン・ブランから造られますが、アルコール度数は低く、酸が通っていてクリスプで快活な印象のフレーヴァーを持ちます。2001年にはラザーフォードのアペラシオンを発表し、2002年ヴィンテージからドライ・ファーム(無灌漑)のオーガニックの葡萄のみで造られています。 これまでの経験から、完璧に育てられた葡萄には醸造の段階で手を加えなければ加えないほど、素晴らしいワインができることを学びました。
映画「サイドウェイズ」にて鈴木京香演ずる田中麻有子が働いているワイナリーがこちらのフロッグス・リープ・ワイナリーです。